秋の七草 葛から繊維を取り出し糸にして織り上げる葛布。江戸時代には静岡県遠州地方の名産となっていました。 今回は葛苧を裂いて糸に
し、「葛布結び」という結び繋ぎで結んでいき、シャトルに入れるための「つぐり」を作ります。
この「つぐり」に類したものは現在では芭蕉布、八重山上布に残っていますが、葛つぐりは特殊な形状で管になる前の古代の様式を残しているものと想われます。同時に江戸時代の装束を何点か持込、その当時の葛布を熟覧してもらいます。
7,600 円(材料費込、持ち物有)/定員 20 名 満席受付終了・キャンセル待ちのみ受付
持ち物:
握りはさみ(糸切りはさみ) / 黒布(糸績みに使います。無くても可) / リネンテスタ、拡大鏡など(無くても可)
プロフィール : 村井 龍彦 (むらい たつひこ)
葛布工房の2代目、葛布を未来に伝える為に日々精進しております。夏は夜明けから葛採りに、日中は川で葛洗いをしています。 毎年8月には葛布ワークショップを開催、海外からも受講者が来ます。 全国古代織連絡会の事務局長として葛布のみならず日本の自然布の活性化を試み、毎年自然布展、 自然布ツアーを企画しています。
http://www.kuzufu.com